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饒舌とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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饒舌

「饒舌な人」などのように使う「饒舌」という言葉。

「饒舌」は、音読みで「じょうぜつ」と読みます。

「饒舌」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「饒舌」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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饒舌の意味

「饒舌」には次の意味があります。

・やたらにしゃべること。また、そのさま。おしゃべり。多弁。(出典:デジタル大辞泉)

饒舌とは、悪い意味で使われます。
「饒舌ですね」というのは、褒め言葉ではないので気をつけましょう。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・どうして昨夜は、あれほど饒舌になったのか、自分でもよくわからない。
(出典:山田正紀『チョウたちの時間』)

・この不安なき世界はハイデッガーにとりては饒舌の存在にしかすぎない。
(出典:中井正一『絵画の不安』)

・ときどきこの皮肉な饒舌の前で私は顔に血が上って来るのを感じた。
(出典:ヴェルヌ/大久保和郎訳『悪魔の発明』)

・こうした手紙のなかでの饒舌は、鴎外においては考えられないものです。
(出典:中村真一郎『文章読本』)

・それくらいのことは、彼女の倦むことのない饒舌を少しも妨げなかった。
(出典:ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』)

類語

・多弁(たべん)
意味:よくしゃべること。言葉数の多いこと。また、そのさま。饒舌(じょうぜつ)。(出典:デジタル大辞泉)

・口忠実(くちまめ)
意味:口数の多いこと。また、そういう人やそのさま。(出典:デジタル大辞泉)

・能弁(のうべん)
意味:弁舌の巧みなこと。しゃべることの上手なこと。また、そのさま。雄弁。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・口喧(くちがましい)
意味:口やかましい。口数が多い。多弁である。口かしまし。口かまびすし。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・言囂し(ことがまし)
意味:言葉が多い。口やかましい。うるさい。(出典:デジタル大辞泉)

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