トリートメント
「トリートメントでヘアケアする」などのように使う「 トリートメント 」という言葉。
英語では「treatment」と表記します。
「トリートメント」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「トリートメント」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
トリートメント の意味
「トリートメント」には次の意味があります。
・手当て。治療。特に、傷んだ髪の手入れ。ヘアートリートメント。(出典:デジタル大辞泉)
日本語としては「トリートメント」は、ほとんど「髪のお手入れ」のことを指します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・髪にトリートメントをしたあとで、もう1度バスタブでゆっくりと温まる。
(出典:大石圭『飼育する男』)
・雨は、久美子の肩や、美容院でトリートメントしてもらった髪を濡らした。
(出典:赤川次郎『輪舞―恋と死のゲーム』)
・入院の三日前には美容院に行き、髪の毛をカットし、ついでにトリートメントもしてもらった。
(出典:小池真理子『天の刻(とき)』)
・同じシャンプーとトリートメント、 ボディーソープを使っているはずなのに。
(出典:暁works『るいは智を呼ぶ5 茅場茜子』)
・女が傍へくると、フィリピンの美容院でトリートメントに使っているココナッツ・オイルの匂いがした。
(出典:深田祐介『暗闇商人(下)』)
類語
・シャンプー
意味:頭髪を洗うこと。洗髪。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・コンディショナー
意味:傷んだ髪や肌などの状態を、整えるために用いる化粧品。(出典:デジタル大辞泉)
・頭髪(とうはつ)
意味:髪の毛。とうはつ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・セット
意味:髪の形を整えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・ケア
意味:注意すること。世話すること。介護すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)