定休日
「本日は定休日です」などのように使う「定休日」という言葉。
「定休日」は、音読みで「ていきゅうび」と読みます。
「定休日」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「定休日」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
定休日の意味
「定休日」には次の意味があります。
・あらかじめ日を定めて業務を休む日。(出典:精選版 日本国語大辞典)
お店や会社などが、あらかじめ決められた特定の曜日に業務を停止することを指すことが多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・次の週の定休日、俺たち三人は戸塚にあるしのぶの実家に向かっていた。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3 〜栞子さんと消えない絆〜』)
・定休日ではなかったので、仕方なく一時的に店を閉めてここへ来ている。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 第6巻 ~栞子さんと巡るさだめ~』)
・そのあとは上野松坂屋の週一回の定休日がくると、姉は朝から病院にやってくる。
(出典:石井代蔵『千代の富士一代』)
・企画業の父親には、自分で決めた休日はあっても、定休日はないからだ。
(出典:川上稔『AHEADシリーズ 3 終わりのクロニクル2〈上〉』)
・定休日であったことがジルにとっても、馴染なじみの客達にとっても幸運だった。
(出典:阿智太郎『僕の血を吸わないで2』)
類語
・休暇(きゅうか)
意味:会社・官庁・学校などで認められた、休日以外の休み。(出典:デジタル大辞泉)
・休日(きゅうじつ)
意味:休みの日。業務・授業などを休む日。(出典: デジタル大辞泉 )
・臨休(りんきゅう)
意味:「臨時休業」「臨時休暇」などの略。(出典: デジタル大辞泉 )
・休校(きゅうこう)
意味:教師・講師が休んで講義をしないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・休講(きゅうこう)
意味:学校の授業を一時的に休みにすること。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )