休業
「臨時休業」などのように使う「休業」という言葉。
「休業」は、音読みで「きゅうぎょう」と読みます。
「休業」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「休業」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
休業の意味
「休業」には次の意味があります。
・授業、仕事、業務、商売などをある期間停止すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言うと「仕事を休むこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・他の店はみんな休業しているのに、そこだけはシャッターを開けていた。
(出典:山本弘,友野詳,清松みゆき,西奥隆起『妖魔夜行 幻の巻』)
・事件の半年前からまったく仕事をしておらず、印刷会社は休業状態だった。
(出典:大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』)
・三人づれの若者が、休業だと知って、怒ったような顔で去っていった。
(出典:阿部牧郎『ビル街の裸族』)
・あのとき休業中の居酒屋からでてきたのは、ひと仕事を終えたあとだったのだ。
(出典:初野晴『漆黒の王子』)
・どうぞ、今日はあなた方が来るのが見えたので 休業にしておきました。
(出典:むぅ『「未来に向かって」』)
類語
・休暇(きゅうか)
意味:会社・官庁・学校などで認められた、休日以外の休み。(出典:デジタル大辞泉)
・休日(きゅうじつ)
意味:休みの日。業務・授業などを休む日。(出典: デジタル大辞泉 )
・臨休(りんきゅう)
意味:「臨時休業」「臨時休暇」などの略。(出典: デジタル大辞泉 )
・休校(きゅうこう)
意味:教師・講師が休んで講義をしないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・休講(きゅうこう)
意味:学校の授業を一時的に休みにすること。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )