減少
「急速に減少する」などのように使う「減少」という言葉。
「減少」は、音読みで「げんしょう」と読みます。
「減少」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「減少」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
減少の意味
「減少」には次の意味があります。
・減って少なくなること。また、減らして少なくすること。(出典:デジタル大辞泉)
歳を重なるごとに太りやすくなってきたと感じます。
そんな時は適度な運動・過度なカロリー摂取に気を付け、体重を減少させないといけませんね。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一九五四年には四億ドルもあった外貨は四千八百万ドルに減少していた。
(出典:三好徹『チェ・ゲバラ伝』)
・遠まわりしたところで、発見される危険を減少させることにはならない。
(出典:バローズ/小西宏訳『火星のチェス人間』)
・フランスの人口が減少するのを心配している、とでも言うのだろうか。
(出典:サド/澁澤龍彦訳『閨房哲学』)
・風速によってとんぼの向きの平均誤差が減少するであろうと想像される。
(出典:寺田寅彦『三斜晶系』)
・そういう整備された社会になるほど、動機のある犯罪は減少するはずだよね。
(出典:森博嗣『G 7 目薬αで殺菌します』)
類語
・消耗(しょうもう)
意味: 使って減らすこと。また、使って減ること。
(出典:デジタル大辞泉)
・縮減(しゅくげん)
意味:ちぢめたり、へらしたりすること。
(出典:デジタル大辞泉)
・軽減(けいげん)
意味:負担・苦痛などを減らして軽くすること。
(出典:デジタル大辞泉)
・低減(ていげん)
意味:へること。また、へらすこと。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・漸減(ざんげん)
意味:しだいに減ること。
(出典:デジタル大辞泉)