寵愛
「王からの寵愛をうける」などのように使う「寵愛」という言葉。
「寵愛」は、音読みで「ちょうあい」と読みます。
「寵愛」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「寵愛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
寵愛の意味
「寵愛」には次の意味があります。
・特別に大切にして愛すること。非常にかわいがること。寵幸。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「寵愛」をわかりやすく言うと、他の人や物などより目をかけて大切にして愛すること、という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・また、一方で、英国王室に寵愛されるロイヤル犬としても有名であった。
(出典:霞流一『ロング・ドッグ・バイ』)
・信長がその寵愛を傾けて打ちこんだのも無理はないと思う。
(出典:吉川英治『新書太閤記』)
・彼が狙っている講師の口は主任教授の寵愛によって左右されるのだ。
(出典:遠藤周作『海と毒薬』)
・その妹の姫も正室を母として生まれたので、両親の寵愛をあつめている。
(出典:杉本苑子『続々今昔物語ふぁんたじあ』)
・シャルルは軍籍を失っていたが、ジョセフィーンの寵愛は失わぬ。
(出典:加瀬俊一『ナポレオン その情熱的生涯』)
類語
・愛慕(あいぼ)
意味:深く愛して、それを慕うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・愛寵(あいちょう)
意味:かわいく思って大事にする。かわいがる。(出典:デジタル大辞泉)
・愛おしむ(いとおしむ)
意味:(出典:)
・慕う(したう)
意味:離れがたく思ってあとを追う。(出典:デジタル大辞泉)
・傾慕(けいぼ)
意味:心を傾けてしたうこと。心からしたうこと。(出典:出典 精選版 日本国語大辞典)