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大寒とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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大寒

「大寒の頃」などのように使う「大寒」という言葉。

「大寒」は、音読みで「だいかん」と読みます。

「大寒」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「大寒」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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大寒の意味

「大寒」には次の意味があります。

二十四節気の一。1月20日ごろ。このころ、寒さが一年のうちで最も厳しい。(出典:デジタル大辞泉)

「二十四節気」とは太陰太陽暦で、季節を正しく表すために使われている言葉です。
その中でも1番寒い時季を「大寒」といいます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・出発したのは大寒のころで、そのあたりいちめん、雪におおわれていた。
(出典:ハーン/田代三千稔訳『怪談・奇談』)

・わたくしは、それを大寒の時分まで生かしておきたいものだと思っている。
(出典:ハーン/平井呈一訳『骨董』)

・それは大寒中には珍らしく暖かい、お天気のいい午後のことであった。
(出典:夢野久作『木魂』)

・それは冬でも大寒といういちばん寒い季節でした。
(出典:下村千秋『神様の布団』)

・スイッチョンは無事越年し大寒を元気よく迎えながら、これがもとで死んでしまった。
(出典:坂口安吾『明日は天気になれ』)

類語

寒中(かんちゅう)
意味:冬の寒さのきびしい間。(出典:精選版 日本国語大辞典)

寒の内(かんのうち)
意味:一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。(出典:精選版 日本国語大辞典)

寒の入り(かんのいり)
意味:寒に入ること。(出典:デジタル大辞泉)

小寒(しょうかん)
意味:二十四節気の一。1月5日ごろ。このころ、寒さがやや厳しくなる。(出典:デジタル大辞泉)

酷寒(こっかん)
意味:きびしい寒さ。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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