モットー
「謎のモットーをお持ちね」などのように使う「モットー」という言葉。
英語では「motto」と表記します。
「モットー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「モットー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
モットーの意味
「モットー」には次の意味があります。
・ 日常の行為・態度の指針としている事柄。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「食事は1日3回食べるのをモットーとしている」などのように使います。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・被害を必要以上に拡大しないのがきみらのモットーじゃないのかい?
(出典:松岡圭祐『千里眼 堕天使のメモリー』)
・残念なことは、このモットーが実際のゲームで実行されなかったことである。
(出典:牧野茂『巨人軍かく勝てり V9達成の秘密』)
・昔からよくいわれることだが、ぼくはこれをモットーにしている。
(出典:赤瀬川原平『老人力 全一冊』)
・努力しないで生きるのが泉さんのモットーじゃないんですか。
(出典:野尻抱介『ふわふわの泉』)
・それに対処した経験は、俺の省エネのモットーを突き崩しはしなかった。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)
類語
・信条(しんじょう)
意味:堅く信じ守っている考え。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・座右の銘(ざゆうのめい)
意味:常に自分の座右に記しておいて、日常のいましめとすることばや文。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・指針(ししん)
意味:物事をそれによってすすめるべき方針、手引。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・スローガン
意味:団体や運動の主義・主張を、簡潔に言い表した語句。(出典:デジタル大辞泉)
・方針(ほうしん)
意味:ある事柄を行なう上で、基本とする行ない方。(出典:精選版 日本国語大辞典)