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遺族とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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遺族

「遺族に面会する」などのように使う「遺族」という言葉。

「遺族」は、音読みで「いぞく」と読みます。

「遺族」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「遺族」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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遺族の意味

「遺族」には次の意味があります。

死んだ人のあとに残された家族・親族。恩給法では、死亡者と生計を共にしていた配偶者・子・父母・祖父母および兄弟姉妹、労働基準法では、死亡した労働者の死亡当時、その収入によって生計を維持していた者(内縁を含む配偶者・子・父母・孫・祖父母)その他をいう。(出典:デジタル大辞泉)

つまり「遺族」をわかりやすく言うと「亡くなった人の家族」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・被害者ではなくなった者の遺族に捜査の経過を報告する必要もあるまい。
(出典:森村誠一『生前情交痕跡あり』)

・遺体はかなり傷んでいたが、遺族によって本人であることが確認された。
(出典:森村誠一『精神分析殺人事件』)

・何年何十年か経つうち、やがて級友も遺族も訪ねて来なくなるであろう。
(出典:城山三郎『逃亡者』)

遺族の気持を考えて、わたしは犠牲者の名前を記さないでおこうと思う。
(出典:ラヴクラフト『ラヴクラフト全集4-7 狂気の山脈にて』)

・最後ぐらいは遺族として出席してみるかと、昨夜平介のほうから提案したのだ。
(出典:東野圭吾『秘密』)

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類語

遺児(いじ)
意味:親と死に別れた子。(出典:デジタル大辞泉)

忘れ形見(わすれがたみ)
意味:父が死んだとき、母の胎内にいた子。また、親の死んだあとに残された子。(出典:デジタル大辞泉)

未亡人(みぼうじん/びぼうじん)
意味:夫に死別した女性。(出典:デジタル大辞泉)

孤児(こじ)
意味:両親を失った子ども。(出典:精選版 日本国語大辞典)

寡婦(かふ)
意味:夫に死に別れて再婚しないでいる女性。(出典:デジタル大辞泉)

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