主催
「イベントを主催する」などのように使う「主催」という言葉。
「主催」は、音読みで「しゅさい」と読みます。
「主催」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「主催」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
主催の意味
「主催」には次の意味があります。
・中心となって会合や行事などを行うこと。また、その人や団体・機関。(出典:デジタル大辞泉)
「主催」をわかりやすく言うと、「ある人物や団体が中心になりイベントなどを行うこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・テレビ画面には政府主催の全国戦没者追悼式の様子が映し出されていた。
(出典:横山秀夫『クライマーズ・ハイ』)
・そこで主催国たるフランスはこの日の決勝戦を翌日にもちこすことにした。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(下) 7月~12月』)
・マモちゃんにはじめて会ったのは、葉子の友達が主催した飲み会だった。
(出典:角田光代『愛がなんだ』)
・これが建設省と県と市の主催というから、世の中捨てたもんじゃない。
(出典:赤瀬川原平『じろじろ日記』)
・そして一九一二年にはパリで国際時間会議を主催して逆襲にでる。
(出典:福井憲彦『時間と習俗の社会史 ―生きられたフランス近代へ』)
類語
・挙行(きょこう)
意味:儀式や行事などをとり行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・執行(しっこう)
意味:とりおこなうこと。実際に行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・開催(かいさい)
意味:集会、会議などを開くこと。展覧会、博覧会など催し物を行なうこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・肝煎り(きもいり)
意味:双方の間を取りもって心を砕き世話を焼くこと。また、その人。(出典:デジタル大辞泉)
・スポンサーシップ(すぽんさーしっぷ)
意味:後援者・保証人であること。スポンサーであること。(出典:デジタル大辞泉)