質問
「質問をする」などのように使う「質問」という言葉。
「質問」は、音読みで「しつもん」と読みます。
「質問」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「質問」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
質問の意味
「質問」には次の意味があります。
・わからないところや疑わしい点について問いただすこと。また、その内容。(出典:デジタル大辞泉)
「質問」を分かりやすく言うと、「自分が疑問に思ったところを誰かに聞くこと」または「その疑問の内容」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このことは一つの簡単な質問とその答えとで明らかにすることが出来る。
(出典:宮本百合子『「大人の文学」論の現実性』)
・事件があって以来私はもう何度となくこの質問で苦しめられていたのです。
(出典:夏目漱石『こころ』)
・そしていつも同じ質問を繰り返してることには自ら気づかなかった。
(出典:ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』)
・若い監督も彼の父の質問をもっとありきたりのことのように取っていたのだ。
(出典:有島武郎『親子』)
・これは必ず起こる質問に相違ありませぬが、どうしたというのでもありません。
(出典:高浜虚子『俳句とはどんなものか』)
類語
・問いかけ(といかけ)
意味:問いかけること。(出典:デジタル大辞泉)
・発問(はつもん)
意味:問いを発すること。質問を出すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・疑問(ぎもん)
意味:うたがい問うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・質疑(しつぎ)
意味:疑問の点を問いただすこと。特に、議案や動議について、提出者・発議者などに口頭で説明を求めること。(出典:デジタル大辞泉)
・借問(しゃもん/しゃくもん)
意味:ためしに問うこと。ちょっと尋ねてみること。(出典:デジタル大辞泉)