ジャンキー
「ジャンキーに見える」などのように使う「ジャンキー」という言葉。
英語では「junkie」と表記します。
「ジャンキー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ジャンキー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ジャンキーの意味
「ジャンキー」には次の意味があります。
・麻薬中毒患者。転じて、何かに夢中になっている人。(出典:デジタル大辞泉)
「ジャンキー」はもともと「麻薬中毒者」を意味する言葉ですが、転じて「麻薬中毒者のように何かに夢中になっている人」という意味でも使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・親子そろってジャンキーになったとしても、だれも不思議には思わない。
(出典:馳星周『生誕祭(上)』)
・だから俺は、最初にあんたを見たとき、ジャンキーかと思っちまったんだ。
(出典:栗本薫『翼あるもの3』)
・どんな世界でも、一流というのはジャンキーみたいなものだとおれは思っている。自分が打ち込んでいるもののことしか頭にない。
(出典:片山恭一『雨の日のイルカたちは』)
・まわりで自滅していった数多くのジャンキーにくらべ、オレはついてた。
(出典:石丸元章『SPEED スピード』)
・エディはタカシのいうようにどうしようもないジャンキーだったかもしれない。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第3巻 骨音』)
類語
・フリーク
意味:何かに熱狂している人。マニア。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・中毒(ちゅうどく)
意味:生体が薬物、毒物、毒素により好ましくない反応を呈すること。また、(比喩的に)周囲の状況などになれすぎて、感覚などが麻痺すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・熱中(ねっちゅう)
意味:一つの物事に深く心を傾けること。夢中になること。(出典:デジタル大辞泉)
・依存(いそん・いぞん)
意味:他に頼って存在、または生活すること。(出典:デジタル大辞泉)
・マニア
意味:ある物事に熱中している人。(出典:デジタル大辞泉)