リフ
「ギターリフ」などのように使う「リフ」という言葉。
英語では「riff」と表記します。
「リフ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リフ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リフの意味
「リフ」には次の意味があります。
・ジャズにおいて短い楽句を反復演奏すること。また、その楽句。アドリブの素材となる曲の、もとのメロディーをいうこともある。(出典:デジタル大辞泉)
「リフ」は「繰り返すこと」を意味する「リフレイン」の略です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それを契機に、ぼくのギターのリフはフェイド・アウトされてしまう。
(出典:川島誠『ロッカーズ』)
・激しくて単純なリフが頭に突き刺さるような音量で流れてきた。
(出典:大崎善生『アジアンタムブルー』)
・曲のすべてを、ボクはドラムとベースのリフを土台にしてつくります。
(出典:片岡義男『エルヴィスから始まった』)
・恥ずかしくてええやないか、お前かて夢中でこのリフ何べんも弾いたことあるやろ?
(出典:大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン チョコ編』)
・ビーズを編みこんだ髪が、チョッパーベースの重いリフにあわせて跳ねている。
(出典:石田衣良『4teen』)
類語
・奏法(そうほう)
意味: 楽器を演奏する専門的な方法、技巧。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・リフレイン
意味:詩や楽曲で、各節の終わりなどに同一の詩句・楽句を繰り返すこと。また、その部分。折り返し。(出典:デジタル大辞泉)
・繰返し(くりかえし)
意味:繰り返すこと。(出典:デジタル大辞泉)