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賛否両論とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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賛否両論

「評価は賛否両論である」などのように使う「賛否両論」という言葉。

「賛否両論」は、音読みで「さんぴりょうろん」と読みます。

「賛否両論」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「賛否両論」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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賛否両論の意味

「賛否両論」には次の意味があります。

・そのことについて、賛成と反対の両方の意見があること。特に、賛成論と反対論とで優劣のつかない状態についていう。(出典:デジタル大辞泉)

「賛否両論」は「賛成」と「反対」の対となる意見があり、どちらの意見が多いとも言えない状態を意味します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

賛否両論の使い方・例文

・世界的な大事件になってるし、国中が賛否両論に沸きたっている。
(出典:クリフォード・D・シマック『マストドニア』)

・見えないターゲットを出すことには、先輩たちも賛否両論だった。
(出典:遠藤雅伸『小説 ゼビウス』)

・クセがあることで有名な銃で、業界関係者の間では賛否両論
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!短編集6 あてにならない六法全書?』)

・おそらく、この行動は、大阪国内でも賛否両論分かれるものだったと思われる。
(出典:万城目学『プリンセス・トヨトミ』)

・いま考慮中のことにたいしては、当人の心のなかにも強い賛否両論がある。
(出典:アーサー・C・クラーク『渇きの海』)

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類語

・甲論乙駁(こうろんおつばく)
意味:互いに論じ反駁し合って議論がまとまらないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・諸説紛紛(しょせつふんぶん)
意味:いろいろな説やうわさが入り乱れて、真相が明らかでないさま。(出典:デジタル大辞泉)

・議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
意味:たくさんのさまざまな意見が出ること。(出典:デジタル大辞泉)

・水掛論(みずかけろん)
意味:両者が互いに自説にこだわって、いつまでも争うこと。(出典:デジタル大辞泉)

・紛議(ふんぎ)
意味:もつれた議論。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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