マイナー
「マイナーな場所」などのように使う「マイナー」という言葉。
英語では「minor」と表記します。
「マイナー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「マイナー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
マイナーの意味
「マイナー」には次の意味があります。
・あまり知られていないさま。有名でないさま。(出典:デジタル大辞泉)
「マイナーなお菓子」など名詞に対して付けて、それがあまり知られていないといった意味で使います。
また、「小さな存在で、あまり重要でないさま」という意味でも使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・聞いたこともないマイナーな本だし、 出版とかはされてなさそうだ。
(出典:山際淳司『ニューヨークは笑わない』)
・どう見てもマイナーな作品だが、それなりに値打ちがあるかもしれない。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 4 〜栞子さんと二つの顔〜』)
・で、僕が今、何に燃えているかというと、マイナースポーツなんですよね
(出典:水野良『魔法戦士リウイ 第00巻』)
・学兵でしかもモコス、こんなマイナーな隊はそうないのよと言いたかった。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 9-九州撤退戦・下』)
・ものすごくマイナーな人形ばかりだったから、当時は別に気にしなかった。
(出典:乙一『平面いぬ。』)
類語
・ニッチ
意味:市場で、大企業が進出しない小規模な分野。また一般に、普通には気づきにくいところ。(出典:デジタル大辞泉)
・マニアック
意味:ある事に極端に熱中しているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・アングラ
意味:商業性を無視し、独自の主張をする前衛的で実験的な芸術。または、その作品。(出典:デジタル大辞泉)
・偏執(へんしつ)
意味:かたよった考えをかたくなに守って他の意見に耳をかさないこと。へんしつ。(出典:デジタル大辞泉)
・二流(にりゅう)
意味:一流より程度がやや劣ること。また、そのもの。(出典:デジタル大辞泉)