コアタイム
「コアタイムを設ける」などのように使う「コアタイム」という言葉。
英語では「core time」と表記します。
「コアタイム」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「コアタイム」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
コアタイムの意味
「コアタイム」には次の意味があります。
・フレックスタイム制勤務における、出勤義務のある時間帯。(出典:デジタル大辞泉)
フレックスタイム制の勤務において、この時間だけは必ず勤務していなくてはいけないという時間のことをいいます。
「コア」=「核」、「タイム」=「時間」と訳されます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・コアタイムとフレキシブルタイムとを組み合わせるフレックスタイム制。
(出典:荻原 勝『フレックスタイム制運用の実務』)
・コアタイムまで寝られる部員たちが寝袋にも入らず爆睡している。
(出典:有川浩『キケン』)
・コアタイムにミーティングをセッティングする。
・1日の労働時間帯がコアタイムとフレキシブルタイムに分けられている。
・弊社のコアタイムは10:00-15:00である。
類語
・フレキシブルタイム
意味:フレックスタイム制で、労働者が始業または終業の時刻を選択して働くことができる時間帯。
コアタイムがある場合、その前後の時間帯をいう。(出典:デジタル大辞泉)
・フレックスタイム
意味:始業や終業の時間を従業員が自由に選択できる就業方法(出典:デジタル大辞泉)
・拘束時間(こうそくじかん)
意味:拘束される時間。特に、休憩時間を含めた労働時間。(出典:デジタル大辞泉)
・労働時間(ろうどうじかん)
意味:労働者が労働に従事する時間。(出典:デジタル大辞泉)