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蔓延とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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蔓延

「蔓延する」などのように使う「蔓延」という言葉。

「蔓延」は、音読みで「まんえん」と読みます。

「蔓延」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「蔓延」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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蔓延の意味

「蔓延」には次の意味があります。

つる草がのび広がること。病気や悪習などがいっぱいに広がること。(出典:デジタル大辞泉)

「蔓延」を分かりやすく言うと「草木が広がっていくように、ウイルスや悪い状態などがどんどん広がっていくこと」という意味になります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・外場で正体不明の疫病だと思われる疾病が蔓延していることを知るんだ。
(出典:小野不由美『屍鬼(上)』)

・国内でもう現金が底をついたとあれば、不安と絶望が蔓延するばかりです。
(出典:小岸昭『スペインを追われたユダヤ人 ―マラーノの足跡を訪ねて』)

・しかし、脚気が蔓延しているアジアの他の国でまだ受け入れられなかった。
(出典:水上茂樹『栄養学小史』)

・驚いたことに、いつのまにか一年五組には風邪が蔓延しているようだった。
(出典:谷川流『4 涼宮ハルヒの消失』)

・疱瘡と呼ばれた天然痘や脚気の蔓延などで、多くの命が奪われてきたのだ。
(出典:畠中恵『アイスクリン強し』)

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類語

行渡る(ゆきわたる)
意味:広い範囲にもれなく届く。隅々にまで及ぶ。いきわたる。(出典:デジタル大辞泉)

流布(るふ)
意味: 広く伝わること。世に広まること、または広めること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

浸透(しんとう)
意味:思想・風潮・雰囲気などがしだいに広い範囲に行きわたること。(出典:デジタル大辞泉)

伝染(でんせん)
意味:病原体が他の生物体に入り、増殖して病気になること。(出典:デジタル大辞泉)

感染(かんせん)
意味: 病原体が体内に侵入すること。特に、そのために種々の病態が起こること。(出典:デジタル大辞泉)

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