アウトプット
「アウトプットが大切」などのように使う「アウトプット」という言葉。
「アウトプット」は、英語で「output」と表記します。
「アウトプット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アウトプット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アウトプットの意味
「アウトプット」には次の意味があります。
・出力。特にコンピューターで、データを画面に表示したり、印字などで取り出したりすること。(出典:デジタル大辞泉)
コンピューター用語として使われるアウトプットですが、昨今はビジネスや勉強の場で、得た知識を発表、発揮するという意味としても用いられています。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・君が頭の中で考えても、それをアウトプットできない概念があるはずだ。
(出典:森博嗣『四季 4 冬』)
・それから何枚かのアウトプットを選びだして、それを小野に投げ渡した。
(出典:荒俣宏『帝都物語5』)
・脳にインプットしているはずだと思うのに、アウトプットがほとんど無い。
(出典:養老孟司『脳の見方』)
・情報のインプットとアウトプットの間の回路が切れちゃってるんだ。
(出典:柴田よしき『ラスト レース 1986冬物語』)
・才能をアウトプットすることを、自分の躰が拒否しているのだ。
(出典:森博嗣『G 4 εに誓って 講談社ノベルス txt形式』)
類語
・出来高(できだか)
意味:できあがった総量。(出典:デジタル大辞泉)
・産量(さんりょう)
意味:生産される量。(出典:デジタル大辞泉)
・上高(あげだか)
意味:仕上がり高。(出典:デジタル大辞泉)
・出力(しゅつりょく)
意味:ある装置・機構が入力を変換・処理して外部へエネルギー・仕事を送り出すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・発信(はっしん)
意味:電報または郵便物を他に送ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)