アットホーム
「アットホームな雰囲気の店」などのように使う「アットホーム」という言葉。
英語では「at home」と表記します。
「アットホーム」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アットホーム」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アットホームの意味
「アットホーム」には次の意味があります。
・自分の家にいるようにくつろげるさま。(出典:デジタル大辞泉)
「アットホーム」は、「家ではない場所でも、家のような雰囲気がある様子」という意味です。
日本語では「家庭的」と訳せます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あれくらい、アットホームに旅を実感できる瞬間が、いつ、どこにあるだろう。
(出典:荻昌弘『大人のままごと』)
・小さなレストランを会場にしたカジュアルで、アットホームな結婚式だった。
(出典:近藤史恵『天使はモップを持って』)
・外観もそうだったが、一歩店に入っても、そのどこか懐かしいアットホームな雰囲気は変わらなかった。
(出典:柴田よしき『ラスト・レース 1986冬物語』)
・そういうアットホームというか狭い世間の学校だから、途中で編入してくる生徒は、それだけで目立った。
(出典:氷室冴子『海がきこえる』)
・非常にアットホームな雰囲気で、そんな温かさがコンサート全般を通じて流れていた。
(出典:柴門ふみ『男性論』)
類語
・家庭的(かていてき)
意味:家庭にいるように、うちとけてくつろぐことができるさま。(出典:デジタル大辞泉)
・寛ぐ(くつろぐ)
意味:仕事や心配ごとなどを忘れて、伸び伸びとする。心身をゆったりと休める。気がねなくのんびりと振る舞う。(出典:デジタル大辞泉)
・リラックス
意味:くつろぐこと。ゆったりした気分になること。(出典:デジタル大辞泉)
・憩う(いこう)
ゆったりとくつろぐ。休息する。(出典:デジタル大辞泉)