龍脈とは？意味や使い方・例文をわかりやすく解説

龍脈

「大地の龍脈を活性化させる」などのように使う「龍脈」という言葉。

「龍脈」は、音読みで「りゅうみゃく」と読みます。

「龍脈」とは、どのような意味の言葉でしょうか？

この記事では「龍脈」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

「龍脈」には次の意味があります。

・地中を流れる気のルートのこと。大地の気は山の尾根伝いに流れると考えられており、その流れが龍のように見えることから「龍脈」と呼ばれる。風水では、この「龍脈」の気が噴き出すポイントである「龍穴」に住むと、一族は永きに渡って繁栄できると考えられている。（出典：占い学校アカデメイア・カレッジ）

風水の基本要素として、「龍、穴、砂、水、向」があり、そのうちの一つが、地中を流れる「龍脈」という流れです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

・でもね、大地には龍脈というのがあるんだ。
（出典：仁木英之『僕僕先生』）

・荒々しくもまがまがしい妖気ようきが、龍脈を通じて、この土地にまでやってきてしまった。
（出典：西野かつみ『かのこん第3巻 ~ゆきやまかぞくけいかく~』）

・基本的に魔道書の原典は人の魔力に頼らず、その場の地脈や龍脈から漏れる、わずかな力を汲み取って自動魔法陣として発動する。
（出典：鎌池和馬『とある魔術の禁書目録第10巻』）

・例えばキャスターは神殿から龍脈に魔力を通すことで街中を見渡せるが、霊体化していればキャスターでも多少探知しづらくなる。
（出典：事務狂『fate／stay night 月姫 (TYPE-MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』）

・かつての龍脈は、今回の天災により、その位置を変えてしまったようだ。

・龍脈を決して止めてはならない。なんとかして、その流れを、あの大きな木の場所まで導くのです。

・龍脈が貴龍である以上は、その尊い願いは、貴方の徳を以て、成されるべきでしょう。

・古来より、龍脈の行き着く先には、幸福と繁栄がもたらされるという。その出口となる龍穴を見誤らぬように、精進と鍛錬を重ねる必要がある。