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黙々とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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黙々

「黙々と仕事する」などのように使う「黙々」という言葉。

「黙々」は、音読みで「もくもく」と読みます。

「黙々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「黙々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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黙々の意味

「黙々」には次の意味があります。

だまって一つの事をしつづけるさま(出典:デジタル大辞泉)

おしゃべりをしないで、集中して一つの作業に専念するという意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・俺は久々に口にしたししゃもの食感が気に入って、黙々と食を進めた。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』)

・七日午後の散歩では誰もが黙々と定められた板の上を歩くだけであった。
(出典:保阪正康『東條英機と天皇の時代(下) 日米開戦から東京裁判まで』)

・ただ早く日が暮れることだけを願いながら、彼らは黙々と進んでいった。
(出典:小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン1 金と銀の旅』)

・中ではひとりの男が壁にむかって黙々となにかを描きつづけている。
(出典:大野木寛『ラーゼフォン第5巻』)

・けれども人間が一生をかけて、黙々必死に一つのことに精進したら?
(出典:山田風太郎『戦中派虫けら日記』)

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類語

・沈黙(ちんもく)
意味:だまりこむこと。口をきかないこと。(出典:デジタル大辞泉)

・暗黙(あんもく)
意味:だまって何も言わないこと。意志を外に表わさないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・無言(むごん)
意味:物を言わないこと。(出典: 精選版 日本国語大辞典)

・サイレント
意味:無言であること。(出典: デジタル大辞泉)

・無口(むくち)
意味:口数の少ないこと。おしゃべりでないこと。(出典:デジタル大辞泉)

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