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麗しいとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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麗しい

「麗しい気持ち」などのように使う「麗しい」という言葉。

「麗しい」は、訓読みで「うるわしい」と読みます。

「麗しい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「麗しい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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麗しいの意味

「麗しい」には次の三つの意味があります。

1精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。
2形・色・容姿などが、目に快く映るさま。
3機嫌・顔つきが晴れ晴れしているさま。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

麗しいの意味①「精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。」

「麗しい」の一つ目の意味は「精神的に豊かで気高く、人に感銘を与えるさま。」です。

言い換えると、気持ちや状態が凛として美しいさまを指します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・目の前の桃髪少女には、そんな麗しい気持ちはどうやら存在しないようだ。
(出典:ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 第14巻 <水都市の聖女>』)

・まさに麗しの姉妹愛と言ったところだな。
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-47 月食』)

・につと笑ふたその顔は、生まれに似合はぬ、美麗しい心のものであつたぞよ。
(出典:清水紫琴『移民学園』)

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類語

春風駘蕩しゅんぷうたいとう
意味:物事に動じないで余裕のあるさま。(出典:デジタル大辞泉)

麗かうららか
意味:さっぱりとしたさま。のどやかにはればれしたさま。さわやか。(出典:精選版 日本国語大辞典)

美妙びみょう
意味:言いようもなく美しくすぐれていること。(出典:デジタル大辞泉)

麗しいの意味②「形・色・容姿などが、目に快く映るさま。」

「麗しい」の二つ目の意味は「形・色・容姿などが、目に快く映るさま。」です。

見た目が美しく魅力的に見える場合に使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

麗しき木の緑の葉のごとく、あるものは落ち、あるものはふたたび生ず。
(出典:ヘッセ/高橋健二訳『車輪の下』)

・どんなに麗しい姿形をしていても、厳密な意味で『女』ではないのだ。
(出典:流星香『プラパ・ゼータ 4 玻璃色の迷宮』)

・三四十人の麗しい女が公主を扶けて入ってきてかわるがわる拝おじぎをした。
(出典:田中貢太郎『西湖主』)

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類語

綺麗きれい
意味:色・形などが華やかな美しさをもっているさま。(出典:デジタル大辞泉)

端麗たんれい
意味:姿・形が整っていて、美しいこと。(出典:デジタル大辞泉)

優美ゆうび
意味:上品で美しいこと。しとやかで美しいこと。(出典:デジタル大辞泉)

麗しいの意味③「機嫌・顔つきが晴れ晴れしているさま。」

「麗しい」の三つ目の意味は「機嫌・顔つきが晴れ晴れしているさま。」です。

晴れやかで清々しい意味合いが含まれます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私は十日に彼女と会いましたけれど、その時もご機嫌麗しかったですよ。
(出典:有栖川有栖『海のある奈良に死す』)

・意地悪な表情をしているはずなのに、つい見とれてしまうほど麗しい
(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿4 クレオパトラの葬送』)

・それでも、その麗しい顔に浮かんだ覚悟の表情は微塵も揺らいでいなかった。
(出典:九里史生『SAO-Web-0404-第七章1』)

類語

御機嫌ごきげん
意味:非常に機嫌のよいさま。(出典:デジタル大辞泉)

快いこころよい
意味:気持ちよく感じられる。さわやかだ。(出典:デジタル大辞泉)

晴れ晴れはればれ
意味:少しもわだかまりなどがなく、気持ちがさっぱりとしたさま。(出典:デジタル大辞泉)

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