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高邁とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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高邁

「高邁な精神」などのように使う「高邁」という言葉。

「高邁」は、音読みで「こうまい」と読みます。

「高邁」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「高邁」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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高邁の意味

「高邁」には次の意味があります。

志などがたかく、衆にぬきんでていること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「衆にぬきんでている」とは「多くの人の中でずば抜けている」という意味です。
「高邁」をわかりやすく言うと「気高くて、非常に優れていること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あの人はあたしには高邁な心があると信じていてくれるのだわ。
(出典:スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』)

高邁な精神技能を以て、新たな人類を構想する吾等は、世界を故郷となす。
(出典:巖谷大四『懐しき文士たち 戦後篇』)

・内容はどういうものにしろ、高邁な精神という流行言葉が彼の周囲から生じていた。
(出典:宮本百合子『「迷いの末は」』)

・そして神の命によって就任したばかりの高い地位にふさわしい高邁な魂をもっていた。
(出典:スタンダール/宗左近訳『カストロの尼』)

高邁な精神と不屈の魂を持ち戦っている危険な思想家が近くにいるでしょう。
(出典:つかこうへい『傷つくことだけ上手になって』)

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類語

高潔(こうけつ)
意味:けだかくて、けがれのないこと。人柄が立派で潔いこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

気高い(けだかい)
意味:すぐれて上品に見える。気品がある。(出典:デジタル大辞泉)

清高(せいこう)
意味:清らかですぐれていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

高尚(こうしょう)
意味:志操のけだかいこと。物事がけだかくてりっぱなさま。また、そのようにすること。上品。(出典:精選版 日本国語大辞典)

貴い(たっとい)
意味:価値・身分が高い。(出典:デジタル大辞泉)

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