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餞別とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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餞別

「餞別を贈る」などのように使う「餞別」という言葉。

「餞別」は、音読みで「せんべつ」と読みます。

「餞別」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「餞別」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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餞別の意味

「餞別」には次の意味があります。

遠方に旅行する人や転居・転任などをする人に、別れのしるしとして金品を贈ること。また、その贈り物。(出典:デジタル大辞泉)

「餞別」を分かりやすく言うと、別れを惜しむ人のために、前途が多幸であるようにという願いを込めて贈るプレゼントのことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

餞別のしるしに贈られたという二枚の書をも私の前に取り出して見せた。
(出典:島崎藤村『嵐』)

・恩に着せるわけじゃないが、なりたての箱男には格好の餞別だと思うな。
(出典:安部公房『箱男』)

・何か古典を餞別がわりにやったような気がするが、これもおぼろである。
(出典:海音寺潮五郎『さむらいの本懐』)

・奥さんというのは西山さんに何か餞別物を渡そうとしているところだった。
(出典:有島武郎『星座』)

・伝三郎がそれと知って梅田の駅へかけつけ、餞別に三十円の金を与えた。
(出典:織田作之助『俗臭』)

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類語

激励(げきれい)
意味:はげまし元気づけること。奮起させること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

壮行(そうこう)
意味:旅立ちに際して、その前途を祝し激励すること。(出典:デジタル大辞泉)

予餞会(よせんかい)
意味: 旅行や卒業の前に行なう、送別の会。(出典:精選版 日本国語大辞典)

贈物(おくりもの)
意味:人に品物を贈ること。また、その贈った物。(出典:精選版 日本国語大辞典)

祝儀(しゅうぎ)
意味:祝いの儀式。特に、婚礼。(出典:デジタル大辞泉)

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