順位
「順位を争う」などのように使う「順位」という言葉。
「順位」は、音読みで「じゅんい」と読みます。
「順位」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「順位」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
順位の意味
「順位」には次の意味があります。
・一定の基準によって上下あるいはあとさきの関係で順に並べられるときの、それぞれの位置。(出典:デジタル大辞泉)
「順位」をわかりやすく言うと「一定のルールで並べられたときの、各々の位置」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この競技で順位が確定するとあって、どのチームも応援に力が入っている。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 15 レディ、GO!』)
・私は打撃順位を変えるように言い、そこでチーム全員との喧嘩になった。
(出典:山口瞳『草野球必勝法』)
・ただし、この勝負は一位とそれ以外の順位の間には大きな違いがある。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 3.5』)
・これまでに全演技を終了した各選手の、今の時点での順位は以下のとおりだ。
(出典:森絵都『DIVE!! 下』)
・しかし、ジュールズを相手に順位決定の闘争をする気にはなれなかった。
(出典:ジョン・ヴァーリイ『ブルー・シャンペン』)
類語
・序列(じょれつ)
意味:一定の規準に従って、順々に並べること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・階級(かいきゅう)
意味:ものごとの段階。相互の位置を示す段階。(出典:デジタル大辞泉)
・配列(はいれつ)
意味:順序を決めて並べること。また、その並び。(出典:デジタル大辞泉)
・等級(とうきゅう)
意味:上下の段階。くらい。階級。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・列次(れつじ)
意味:順序。順番。次第。(出典:デジタル大辞泉)