面倒くさい
「面倒くさい作業」などのように使う「面倒くさい」という言葉。
「面倒くさい」は、音読みで「めんどうくさい」と読みます。
「面倒くさい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「面倒くさい」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
面倒くさいの意味
「面倒くさい」には次の意味があります。
・たいそう面倒である。いかにも面倒に感じられる。わずらわしい。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすくいうと「手間がかかったり、解決が容易でなかったりしてわずらわしく思っている様子」という意味です。人や物事に対して使われる言葉です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・そんな面倒くさいことわざわざやったことなんか一度もないじゃないか!
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 6 罪滅ぼし編』)
・しかし何をしても許される男ほど面倒くさいものはないのではないか。
(出典:群ようこ『撫で肩ときどき怒り肩』)
・なにも大間違いの馬鈴薯の字をわざわざ面倒くさく書く必要は全くない。
(出典:牧野富太郎『植物一日一題』)
・それで、博士はそんなことなど面倒くさいとばかり、放って置いたのだ。
(出典:クイーン/石川年訳『日本庭園殺人事件』)
・面倒くささは多少あったけど、今はそんなことすら頭にはなかった気がする。
(出典:むぅ『「未来に向かって」』)
・まあ誤解を解くのとかは面倒くさかったから、好きに言わせておいたがの。
(出典:西尾維新『物語シリーズ 11 鬼物語』)
・こんな一言でも、つい面倒くさがって、言わない人が多いというのに。
(出典:赤川次郎『眠りを殺した少女』)
・生きていること自体が面倒くさかったが、自分で死ぬのも面倒くさかった。
(出典:山本文緒『プラナリア』)