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露骨とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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露骨

「露骨に嫌な顔をする」などのように使う「露骨」という言葉。

「露骨」は、音読みで「ろこつ」と読みます。

「露骨」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「露骨」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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露骨の意味

「露骨」には次の意味があります。

感情などを隠さずに、ありのまま外に表すこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「露骨」という言葉をわかりやすく言うと、「包み隠さず表現する」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかしこれは明らかに不快な表情を露骨に見せてはならぬことであった。
(出典:井伏鱒二『小説日本芸譚』)

・その上で、五叟老人は「嫌な奴に会った」という顔を露骨にしてみせた。
(出典:井上祐美子『五王戦国志8 天壌篇』)

・この露骨な内政干渉の手段は結局幕府の受容するところとならなかった。
(出典:服部之総『尊攘戦略史』)

・その露骨な態度が、夫に不快な感情を起こさせた可能性は大いにあった。
(出典:吉村達也『踊る少女』)

・舟木は太平の存在を問題にしてゐないといふ露骨な態度を見せてゐた。
(出典:坂口安吾『外套と青空』)

類語

あらわ
意味:気持ちなどを、隠さずに公然と示すさま。(出典:デジタル大辞泉)

あからさま
意味:包み隠さず、明らかなさま。(出典:デジタル大辞泉)

むきだし
意味:あからさまであること。(出典:デジタル大辞泉)

ざっくばらん
意味:遠慮がなく率直なさま。もったいぶったところがなく、素直に心情を表すさま。(出典:デジタル大辞泉)

単刀直入(たんとうちょくにゅう)
意味:直接に要点を突くこと。遠回しでなく、すぐに本題に入ること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

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