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難色とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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難色

「難色を示す」などのように使う「難色」という言葉。

「難色」は、音読みで「なんしょく」と読みます。

「難色」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「難色」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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難色の意味

「難色」には次の意味があります。

・不承知らしいようす。また、非難するような顔つき。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言うと「賛成しかねる素振り」という意味です。
はっきりと言うわけではないが、顔付きや態度から賛成できないことが伝わるような様子を言います。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・なぜか、彼女の持ち出した条件に難色を示したのはレインだけだった。
(出典:吉野匠『レイン4 世界を君に』)

・流動する情勢下にあって小藩は兵を出すことに難色を示しはじめていた。
(出典:光瀬龍『征東都督府』)

・近所の苦情が出たとなれば、不動産屋が難色を示す可能性は大いにある。
(出典:奥田英朗『最悪』)

・ラジオの機能を見て最も強い難色を示したのは、実はレコード産業だった。
(出典:浜野サトル『新都市音楽ノート』)

・医者は私の顔に難色を読んだようで、それ以上は私を追詰めなかった。
(出典:上林暁/坪内祐三編『禁酒宣言 ―上林暁・酒場小説集』)

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類語

・抗議(こうぎ)
意味:相手の発言・決定・行為などを不当として、反対の意見・要求を主張すること。(出典:デジタル大辞泉)

・異存(いぞん)
意味:他人とは違った、または、反対の意見、考え。(出典:精選版 日本国語大辞典)

意義(いぎ)
意味:一つの意見に対して、反対または不服であるという意見。(出典:デジタル大辞泉)

・反論(はんろん)
意味:相手の議論に対して言いかえすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

反対(はんたい)
意味:ある意見などに対して逆らい、同意しないこと。否定的であること。(出典:デジタル大辞泉)

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