雄々しい
「雄々しい姿」などのように使う「雄々しい」という言葉。
「雄々しい」は、訓読みで「おおしい」と読みます。
「雄々しい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「雄々しい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
雄々しいの意味
「雄々しい」には次の意味があります。
・男らしいさま。勇ましい。(出典:デジタル大辞泉)
「雄々しい」をわかりやすく言うと「男らしくてかっこいい」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・セネカは雄々しく覚悟を決めて、自らナイフで自分の腕の血管を切った。
(出典:桐生操『美しき殺人法100』)
・男はお爺さんになっても男の雄々しさ立派さというものがある。
(出典:宮本百合子『婦人の創造力』)
・再びは帰ってくる気はないと、村の学校で雄々しい演説をした。
(出典:田山花袋『一兵卒』)
・そうして、一層の雄々しさを見せて、人を励ますことのできる女でした。
(出典:中里介山『大菩薩峠』)
・私の雄々しい心にはこんな予想がしたものですから。
(出典:ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(上)』)
類語
・男臭い(おとこくさい)
意味:態度・考え方や服装などが男性的である。(出典:デジタル大辞泉)
・男前(おとこまえ)
意味:性格や態度が男らしいこと。男気があること。(出典:デジタル大辞泉)
・偉丈夫(いじょうぶ)
意味:体が大きくたくましい男子。また、人格のすぐれてりっぱな男子。偉男子。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・熱血漢(ねっけつかん)
意味:激しい情熱や、熱烈な意志を持って行動する男。熱血男児。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・勇壮(ゆうそう)
意味:いさましく元気なこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)