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鉄人とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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鉄人

「彼は鉄人だ」などのように使う「鉄人」という言葉。

「鉄人」は、音読みで「てつじん」と読みます。

「鉄人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「鉄人」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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鉄人の意味

「鉄人」には次の意味があります。

鉄のように強い身体をもつ人。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えると、屈強な肉体を持ち、困難な事も成し遂げる人間離れした人のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・佐伯といえどもまったくの鉄人でない以上、疲労を覚えて当然だったのだ。
(出典:山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』)

・彼女だけは知っているが、三島は骨の髄まで鉄人ではない。
(出典:山田風太郎『幻燈辻馬車(下)』)

・彼らは、鉄人ともみえたこの忍者が弾丸に射たれたのを、たしかにその眼でみたのである。
(出典:山田風太郎『軍艦忍法帖』)

・それによってどのような反対が起ころうと、鉄人のごとくきびしく、断固としてご推進なされませ!
(出典:山田風太郎『忍法笑い陰陽師』)

・父母を捨ててひとりで暮らす非情な鉄人が、向こう側を願ってはならないのである。
(出典:姫野カオルコ『喪失記 -処女三部作2』)

・ハンマー投げでアジアの鉄人といわれた室伏重信が息子の室伏広治の指導をしているときの意識は、研ぎ澄まされている。
(出典:齋藤孝『「できる人」はどこがちがうのか』)

・雪の野に鉄人のごとく足を運ぶ。
(出典:山田風太郎『明治十手架(下) 山田風太郎明治小説全集14』)

・一目見て巨人とも鉄人とも感ずるのは武蔵川親方のほかには将棋の大山康晴名人だけである。
(出典:山口瞳『還暦老人ボケ日記』)

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