重要視
「IQよりEQを重要視する」などのように使う「重要視」という言葉。
「重要視」は、音読みで「じゅうようし」と読みます。
「重要視」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「重要視」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
重要視の意味
「重要視」には次の意味があります。
・その人やその物事を重要であると認めること。(出典:デジタル大辞泉)
「重要視」という言葉をわかりやすく言うと、「個人が重要に思っていること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・軍への労働力の供給といふ問題は、作戦と同時に重要視されねばならぬ。
(出典:岸田国士『従軍五十日』)
・仕事においてとくに優秀というわけでなく、重要視されていなかったのだ。
(出典:星新一『地球から来た男』)
・しかし彼らが森川の事情をそれほど重要視していないことは明白だった。
(出典:三雲岳斗『少女ノイズ』)
・意のままに消えたり現れたりできる能力は、とても重要視されていた。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 6 ハリー・ポッターと謎のプリンス(下)』)
・初期の大和朝廷が重要視しなければならなかったことに間違いはない。
(出典:半村良『平家伝説』)
類語
・尊重(そんちょう)
意味:価値あるもの、尊いものとして大切に扱うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・要項(ようこう)
意味:価値あるもの、尊いものとして大切に扱うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・論点(ろんてん)
意味:議論の中心となる問題点。(出典:デジタル大辞泉)
・勘所(かんどころ)
意味:はずすことのできない大事なところ。肝心なところ。(出典:デジタル大辞泉)
・重点(じゅうてん)
意味:物事のいちばん大切なところ。最も力を注ぐ部分。(出典:デジタル大辞泉)