送迎
「自動車で送迎する」などのように使う「送迎」という言葉。
「送迎」は、音読みで「そうげい」と読みます。
「送迎」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「送迎」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
送迎の意味
「送迎」には次の意味があります。
・人を送ることと迎えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
送迎とは、目的地まで人を送って行ったり、迎えに行くことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・特に摩耶の送迎のために車の運転をしている時は更に症状は酷くなった。
(出典:楡周平『フェイク』)
・香雲は戸の中にそれを感じながら、送迎するのをやめて、たずねます。
(出典:駒田信二『好色の戒め 「肉蒲団」の話』)
・賓客の送迎を想定した車である為に、その車内は社用車よりも更に広い。
(出典:榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 3 スパーティング・クリムゾン』)
・旅行代理店に頼まれて客を送迎するのも、彼のバイトのひとつになった。
(出典:藤田宜永『過去を殺せ』)
・必要があればハイヤーを使うが、それは大事な客の送迎のときだけであった。
(出典:半村良『回転扉』)
類語
・送り迎え(おくりむかえ)
意味:人を送ったり迎えたりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・出迎える(でむかえる)
意味:出ていって迎える。(出典:デジタル大辞泉)
・往来(おうらい)
意味:行ったり来たりすること。(出典:デジタル大辞泉)
・往復(おうふく)
意味:行って帰ること。(出典:デジタル大辞泉)
・待ち受ける(まちうける)
意味:来ることを予期して待つ。(出典:デジタル大辞泉)