送料
「送料無料」などのように使う「送料」という言葉。
「送料」は、音読みで「そうりょう」と読みます。
「送料」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「送料」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
送料の意味
「送料」には次の意味があります。
・品物を送るのにかかる料金。送り賃。(出典:デジタル大辞泉)
「送料無料」とは「品物を送るのにかかる料金は無料」ということです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・本の数は概算で百冊、送料は六十円ほどとなった。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(三)』)
・送料は小社負担でお取り替えいたします。
(出典:乙一『GOTH -リストカット事件』)
・送料共で六百円ぐらいだったと思う。
(出典:東海林さだお『食後のライスは大盛りで』)
・指輪の値段はもとより、送料もふくめ、けっこうなお値段であった。
(出典:西野かつみ『かのこん 第4巻 ~オトメたちのヒミツ~』)
・種は、五粒で送料共、千八百七十五円と、かなり高価なものだった。
(出典:小泉英政『みみず物語』)
類語
・郵便料金(ゆうびんりょうきん)
意味:郵便物の差出人が納める料金。通常、郵便切手で納める。郵便賃銭。郵便銭。郵便税。郵便料。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・運賃(うんちん)
意味:運送料金。貨物や旅客などの運送に対して支払われる報酬。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・駄賃(だちん)
意味:人に簡単な仕事を頼んで支払う賃金。特に子どもの使い走りや手つだいなどの礼として与える金銭や菓子。おだちん。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・料金(りょうきん)
意味:何かを使用または利用したことに対して支払う金銭。運輸機関では、運賃とは別に支払われる、グリーン車・寝台などの使用代金をいう。(出典:デジタル大辞泉)
・代金(だいきん)
意味:品物の買い手が売り手に支払う金。代価。(出典:精選版 日本国語大辞典)