辞職
「会社を辞職する」などのように使う「辞職」という言葉。
「辞職」は、音読みで「じしょく」と読みます。
「辞職」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「辞職」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
辞職の意味
「辞職」には次の意味があります。
・勤めている職をやめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
わかりやすく言うと「仕事を辞める」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・間違いなく本人が辞職しているんだが、何だってそんなことをしたんだ?
(出典:小野不由美『屍鬼(下)』)
・ハリーが他の誰よりも好きだったルーピン先生は去年辞職してしまった。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 4 ハリー・ポッターと炎のゴブレット(上)』)
・これだけ多くの世界がきみを求めている今、辞職するわけにはいかん。
(出典:E・E・スミス『レンズマン・シリーズ(全7巻) 7 渦動破壊者』)
・文官ならこのときに当然辞職するところであるが軍人にはその自由がない。
(出典:石原莞爾『戦争史大観』)
・われわれは今真名古の懐中に辞職願が収められていることを知っている。
(出典:久生十蘭『魔都』)
類語
・辞任(じにん)
意味:就いていた任務・職務を、自分から申し出て辞めること。(出典:デジタル大辞泉)
・退職(たいしょく)
意味:勤めている職をやめること。現職をしりぞくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・引退(いんたい)
意味:役職や地位から身を退くこと。スポーツなどで現役から退くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・退社(たいしゃ)
意味:勤務している会社を辞めること。(出典:デジタル大辞泉)
・退陣(たいじん)
意味:今まで就いていた重要な地位から身をひくこと。(出典:デジタル大辞泉)