輸送
「部品の輸送手段」などのように使う「輸送」という言葉。
「輸送」は、音読みで「ゆそう」と読みます。
「輸送」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「輸送」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
輸送の意味
「輸送」には次の意味があります。
・車・船・航空機などで人や物資を運ぶこと。(出典:デジタル大辞泉)
「輸送」という言葉をわかりやすく言うと、「品物を運ぶこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・なにかの機械的な輸送システムを使って、ここへあがったにちがいない。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙のランデヴー』)
・ソ連の輸送指揮官に尋ねても行き先はわからない仕組みになっています。
(出典:御田重宝『シベリア抑留』)
・その物語には、たとえばムームの輸送路線のことが出てくるでしょうか?
(出典:ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『たったひとつの冴えたやりかた(ハヤカワ文庫SF)』)
・これは、かれらがほかのものの輸送に成功したことを意味するかもしれぬ。
(出典:ハーバート『デューン・砂の惑星2』)
・追放や苦役に決った囚人がそこに入れられて輸送されているのであった。
(出典:宮本百合子『マクシム・ゴーリキイの伝記』)
類語
・運搬(うんぱん)
意味:物品を運び移すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・搬送(はんそう)
意味:交通手段などを用いて、運び送ること。(出典:デジタル大辞泉)
・配送(はいそう)
意味:配達して届けること。また、配達と発送。(出典:デジタル大辞泉)
・運輸(うんゆ)
意味:旅客・貨物を運び送ること。ふつう、鉄道・自動車・船舶・航空機によるものを総合していう。(出典:デジタル大辞泉)
・移送(いそう)
意味:ある所から他の所へ移し送ること。(出典:デジタル大辞泉)