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踏襲とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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踏襲

「前の方針を踏襲する」などのように使う「踏襲」という言葉。

「踏襲」は、音読みで「とうしゅう」と読みます。

「踏襲」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「踏襲」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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踏襲の意味

「踏襲」には次の意味があります。

・前人のやり方などをそのまま受け継ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

「踏」は「ふまえる」、「襲」は「あとを受け継ぐ」という意味を持つ漢字です。
「踏襲」は、ビジネスの場面で使われることが多く、方針や方法をそのまま引き継ぐことなどを表す際に使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・だから出来るだけ、これまでの方法を踏襲しようとするのは当然である。
(出典:河村幹夫『われらロンドン・シャーロッキアン』)

・これは秀吉の時代にも自己の権力の利益を護るために踏襲された方法であった。
(出典:宮本百合子『私たちの建設』)

・ラヴクラフトの後期の作品はすべてこの伝説のパターンを踏襲している。
(出典:ブロック『アーカム計画』)

・あるいは自分の鹿児島での子供時代の生活を踏襲したのだろうか。
(出典:山下洋輔『ドバラダ門』)

・それを日本人の用うるのに必ずしも支那人の用法を踏襲しなければならぬと云う法はない。
(出典:芥川竜之介『侏儒の言葉』)

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類語

・継承(けいしょう)
意味:前代の人の身分・仕事・財産などを受け継ぐこと。承継。(出典:デジタル大辞泉)

・則る(のっとる)
意味:規準・規範として従う。(出典:デジタル大辞泉)

・準拠(じゅんきょ)
意味:あるものをよりどころとしてそれに従うこと。また、そのよりどころ。(出典:デジタル大辞泉)

・倣う(ならう)
意味:すでにあるやり方、例をまねて、そのとおりにする。手本としてまねをする。(出典:デジタル大辞泉)

・準ずる(じゅんずる)
意味:あるものを基準にしてそれにならう。また、あるものと同様の資格で扱う。(出典:デジタル大辞泉)

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