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起承転結とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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起承転結

「小説の起承転結」などのように使う「起承転結」という言葉。

「起承転結」は、音読みで「きしょうてんけつ」と読みます。

「起承転結」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「起承転結」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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起承転結の意味

「起承転結」には次の意味があります。

・文章や物事などの順序や、組み立て。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば、「話題を起こし」「それを受けて話を続け」「話がガラリと転じ」「最後に結末を付けてまとめる」という構成のことです。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・彼の作品は、いずれも起承転結がはっきりしているのが一つの特長である。二ぺージか三ぺージのほんの短い小編でも、ちゃんと発端があり、ヤマがあり、そうして結末がある。
(出典:O・ヘンリー/大久保康雄訳『O・ヘンリ短編集』)

・ここで大切なのは、ひとつのページでひとつのことだけを言うこと。起承転結を考えてシンプルにもっていけば、どんな企画書でも、四枚ですむ。
(出典:藤原和博『自分「プレゼン」術』)

・クライマックスがある、それから大団円がある、というような具合に西洋でも構成の方法はやっております。ところが、人生の事実というものは、必ずしも起承転結の形はとりゃしない。
(出典:海音寺潮五郎『さむらいの本懐』)

・テレビドラマの中には、真実がありますからね。起承転結があり、感情の爆発があり、結論がありますからね。
(出典:滝本竜彦『NHKにようこそ!』)

・そのCM開け、物語は起承転結で言うところの転部分に発展する。これまでのバトルチックな展開は影を潜め、どんな意図が働いたのか一転してラブコメになってしまうのである。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒの動揺』)

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類語

序破急(じょはきゅう)
意味:すべての物事の、始め・中(なか)・終わり。物事の展開してゆく流れ。
(出典:デジタル大辞泉)

・メカニズム
意味:機構。仕組み。
(出典:デジタル大辞泉)

・骨組み(ほねぐみ)
意味:物事の根本となる仕組み。
(出典:デジタル大辞泉)

・成り立ち(なりたち)
意味:いくつかの要素からでき上がっているものの、仕組み。
(出典:デジタル大辞泉)

・ストーリー
意味:小説・演劇・映画などの筋。筋書き。
(出典:デジタル大辞泉)

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