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贔屓とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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贔屓

「かわいい子を贔屓する」などのように使う「贔屓」という言葉。

「贔屓」は、音読みで「ひいき」と読みます。

「贔屓」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「贔屓」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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贔屓の意味

「贔屓」には次の意味があります。

気に入った人を特に引き立てること。後援すること。また、引き立てる人。(出典:デジタル大辞泉)

「贔」は「重い荷物を背負うこと」、「屓」は「鼻で息をすること」を意味し、もともとは「ひき」と読まれていました。
それが転じて「誰かを助けるために力むこと」という意味で「ひいき」と読むようになり、現在のように「気に入った人を特に引き立てること」を意味するようになりました。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・売れっ子だからと言って贔屓していたら、他の作家さんに示しもつかないだろう。
(出典:西尾維新『忘却探偵シリーズ 1 掟上今日子の備忘録』)

・たしかに目立って贔屓をするようなことがあってはならない。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 16 竜と竪琴師』)

・私はいいあんばいに初めて新三をやった時にご贔屓がくださいました。
(出典:尾上松緑『松緑芸話』)

・それには流石のパリ贔屓の久慈も寒気を感じてもう我慢が出来なかった。
(出典:横光利一『旅愁』)

・伯爵様が、私どもの店を御贔屓になっております事を、よく御存じでね。
(出典:夢野久作『超人鬚野博士』)

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類語

御引き立て(おひきたて)
意味:「引き立て」の尊敬語・美化語。目をかけて用いること。(出典:デジタル大辞泉)

愛顧(あいこ)
意味:目をかけ引き立てること。引き立てられる側からいう語。ひいき。(出典:デジタル大辞泉)

恩顧(おんこ)
意味:情けをかけること。よくめんどうをみること。(出典:デジタル大辞泉)

寵愛(ちょうあい)
意味:特別に大切にして愛すること。(出典:デジタル大辞泉)

眷顧(けんこ)
意味:特別に目をかけること。ひいき。(出典:デジタル大辞泉)

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