責任感
「責任感がない」などのように使う「責任感」という言葉。
「責任感」は、音読みで「せきにんかん」と読みます。
「責任感」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「責任感」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
責任感の意味
「責任感」には次の意味があります。
・自分の仕事や行為についての責任を果たそうとする気持ち。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言えば「自分の責任を重んじる気持ち」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・たまには忘れないかと思うのだが、よほど責任感の強いタイプと見えた。「ともかくね、授業中しかないわよ」 と、亜由美が言った。
(出典:赤川次郎『逃げこんだ花嫁』)
・彼はおそらく長男で、自分の家というものに対する責任感を背負っている。
(出典:梅田みか『愛人の掟3』)
・なるべく責任感のうすい遊び好きの者を選んで、お蝶はつれてきたのだ。
(出典:多島斗志之『追憶列車』)
・責任感が強くて、戦闘のときはいつも自分が最前線に出て指揮をとっていた。
(出典:結城昌治『死者と栄光への挽歌』)
・逆に言えば、自分自身だけで責任感を生み出すのが案外苦手なんですよ。
(出典:吉村達也『血液型殺人事件』)
類語
・良心(りょうしん)
意味:善悪・正邪を判断し、正しく行動しようとする心の働き。(出典:デジタル大辞泉)
・道義心(どうぎしん)
意味:道義を大切にする心。道徳心。(出典:デジタル大辞泉)
・正義感(せいぎかん)
意味:不正を憎み、正義を尊ぶ気持ち。(出典:デジタル大辞泉)
・義侠心(ぎきょうしん)
意味:正義のために弱い者を助けようとする心。(出典:デジタル大辞泉)
・モラル
意味:道徳。倫理。(出典:デジタル大辞泉)