負の連鎖
「負の連鎖を断ち切る」などのように使う「負の連鎖」という言葉。
「負の連鎖」は、音読みで「ふのれんさ」と読みます。
「負の連鎖」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「負の連鎖」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
負の連鎖の意味
「負の連鎖」には次の意味があります。
・よくない出来事が連続して起きること。また、一つのよくない出来事が原因となって悪循環が連鎖的に起きること。（出典：デジタル大辞泉）
「負の連鎖を断ち切る」は「よくないことの悪循環を断ち切る」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・事故に至る負の連鎖を断ち切る。
・彼女は負の連鎖の中にいる。
・不満から暴力に発展するという負の連鎖が発生する。
類語
・悪循環（あくじゅんかん）
意味：ある事柄が他の悪い状態を引き起こし、それがまた前の事柄に悪影響を及ぼす関係が繰り返されて、事態がますます悪くなること。（出典：デジタル大辞泉）
・負のスパイラル（ふのすぱいらる）
意味：連鎖的に悪循環が生じること。デフレスパイラルなど。（出典：デジタル大辞泉）
・とばっちり
意味：そばにいて災難を受けること。まきぞえ。とばしり。（出典：デジタル大辞泉）
・被害（ひがい）
意味：害を受けること。損害をこうむること。また、その受けた損害。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・揺り戻し（ゆりもどし）
意味：一度ある方向へ大きく変動したものが、また元の方向にもどること。（出典：デジタル大辞泉）
