警護
「警護につく」などのように使う「警護」という言葉。
「警護」は、音読みで「けいご」と読みます。
「警護」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「警護」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
警護の意味
「警護」には次の意味があります。
・人・物などについて事故を防ぐため、警戒して守ること。また、その役の人。護衛。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、犯罪や災害を未然に防ぐよう警戒して守ること、またはその役目を担っている人のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・それでも家は一隊の兵士に囲まれて警護される以上に大切にされていた。
(出典:ソロー/神原栄一訳『森の生活』)
・その後現れた、街の警護を司る役人は襲撃の状況を詳しく聞きたがった。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録5 黒い炎の挑戦者』)
・槍を持った二人の警護兵が道に跳び出すのと同時に曲者が姿を現わした。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 5 東征の巻(下)』)
・部下たちは男具那の生命を守るために警護の任についているのである。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 1 大和の巻』)
・この屋敷の周囲にも、JOAから派遣はけんされた特殊警護部隊三十名がいる。
(出典:岡野麻里安『銀の共鳴3 炎の魔法陣』)
・その端にはこの貴婦人を警護して居る巡査のような者が三人ばかり居る。
(出典:河口慧海『チベット旅行記』)
・その入口の前には、五十人ばかりの騎馬の戦士が、通路を警護している。
(出典:バローズ/小西宏訳『火星のチェス人間』)
・このルート変更を知っているのは、警護の関係者以外に考えられなかった。
(出典:藤咲淳一『攻殻機動隊 虚無回廊』)