警告
「違反に対し警告する」などのように使う「警告」という言葉。
「警告」は、音読みで「けいこく」と読みます。
「警告」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「警告」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
警告の意味
「警告」には次の意味があります。
・いましめ告げること。注意すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
例えば、親が子供に対し「それはやってはいけないよ」というように、これ以上はダメと注意することが「警告」です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あの日、あの人はあたしに警告の意味であんなことを言ったのだろうか?
(出典:クリスティ/一ノ瀬直二訳『秘密組織』)
・彼のした約束も医師から聞いた警告も二つとも過去の事だったのだ。
(出典:スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』)
・当時私はその警告がわかっていて、やっぱり分らなかったと思います。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)
・私は彼女たちに広場からあまり遠くへいかないように警告しておいた。
(出典:バローズ『火星のプリンセス』)
・アラは二度、ほとんど音を立てずに、みんなに静かにするよう警告した。
(出典:ゴードン・R・ディクスン『ドラゴンの騎士〔下〕』)
類語
・忠告(ちゅうこく)
意味:まごころをこめて相手の欠点や過ちを、戒めさとすこと。
(出典:デジタル大辞泉)
・訓戒(くんかい)
意味:物事の理非・善悪を教えさとし、いましめること。
(出典:デジタル大辞泉)
・戒告(かいこく)
意味:過失・失態・非行などを強く戒めること。
(出典:デジタル大辞泉)
・注意(ちゅうい)
意味:悪いことが起こらないように警戒すること。
(出典:デジタル大辞泉)
・諭す(さとす)
意味:目下の者に物事の道理をよくわかるように話し聞かせる。
(出典:デジタル大辞泉)