討論
「討論番組」などのように使う「討論」という言葉。
「討論」は、音読みで「とうろん」と読みます。
「討論」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「討論」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
討論の意味
「討論」には次の意味があります。
・ある事柄について意見を出し合って議論をたたかわせること。(出典:デジタル大辞泉)
ある問題について意見を出し合い、是非を論じあうことを言います。
「ディベート」とも言います。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・この問題についてひらかれた場で討論するには、機が熟していますからね。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)
・五大政党の政策についての討論から始められ次第にテーマを拡大した。
(出典:宮本百合子『今日の日本の文化問題』)
・彼らは、〝この暮らしが終わるのはいつか〟について討論していた。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』)
・わたしは、いま討論中の数学的な問題に関して言っているのではありません。
(出典:E・E・スミス『創元版 スカイラーク・シリーズ(全4巻) 2 スカイラーク3号』)
・テレビでは討論会が行なわれていて、女の評論家が何か喋り続けている。
(出典:萱野葵『ダンボールハウスガール』)
・討論クラブはさかんに開かれていて、いろんな催しがあった。
(出典:モンゴメリ/中村佐喜子訳『赤毛のアン』)
・ご希望でもあれば、それについての討論大歓迎。
(出典:R・E・ハワード『冒険者コナン』)
・「なんならここで公開討論をしてもいいくらいよ」 それはするな。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒシリーズ 9 涼宮ハルヒの分裂』)