見目麗しい
「見目麗しい女性」などのように使う「見目麗しい」という言葉。
「見目麗しい」は、訓読みで「みめうるわしい」と読みます。
「見目麗しい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「見目麗しい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
見目麗しいの意味
「見目麗しい」には次の意味があります。
・顔かたちが美しい。(出典:デジタル大辞泉)
「見目麗しい」とはつまり、「容姿が整っている」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・だが身に着けている服のせいもあるだろう、姿は見目麗しい可憐な少女だ。
(出典:事務狂『fate/stay night 月姫 (TYPE-MOONクロスオーバーの最高峰、文庫5~6巻のボリューム)』)
・泉州侍たちが、姉を見目麗しいと思うであろうという門徒の爺の妄言だ。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 上巻』)
・そばには、見目麗しい若者がひざまずいていた。
(出典:谷瑞恵『伯爵と妖精 第18巻 魔都に誘われた新婚旅行』)
・見目麗しいと思うのが、この爺のような百姓や町人では意味がない。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 上巻』)
・見目麗しく、騎士たちの誉れであった王は、そうして孤立していった。
(出典:奈須きのこ『Fate/stay night セイバー -v1.00』)
類語
・見目好い(みめよい)
意味:顔だちが美しい。器量がいい。(出典:デジタル大辞泉)
・秀麗(しゅうれい)
意味:すぐれてうるわしいこと。ひときわ美しく立派であること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・艶やか(あでやか)
意味:女性の容姿がなまめかしいさま。美しくて華やかなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・妖艶(ようえん)
意味:あやしいほどになまめかしく美しいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・ピクチャレスク
意味:絵のようであるさま。絵のように美しいさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)