見学
「社会科見学」などのように使う「見学」という言葉。
「見学」は、音読みで「けんがく」と読みます。
「見学」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「見学」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
見学の意味
「見学」には次の意味があります。
・実際を見て、知識を得ること。見ることによって学ぶこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
「見学」をわかりやすく言うと、漢字の通り「見て学ぶこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・PR関係でメーカーを見学することはあっても、外部の目で見てしまう。
（出典：星新一『できそこない博物館』）
・で、そのついでに六日前に生まれた死体の新生児を見学しに行かないと。
（出典：入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2 善意の指針は悪意』）
・俺は部活見学を申し込むにあたって、こいつに声をかけておいたのだった。
（出典：伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第5巻』）
・滅多に見られるものじゃないから、おれはもう少し見学することにした。
（出典：菊地秀行『トレジャー・ハンター6 エイリアン魔界航路』）
・いい機会だから、あちこちの学校を見学してみようって思ったんだって。
（出典：小野不由美『十二国記 10 華胥の幽夢+漂舶』）
類語
・見物（けんぶつ）
意味：催し物や名所旧跡などを見て楽しむこと。（出典：デジタル大辞泉）
・観覧（かんらん）
意味：景色や芝居、絵などを見ること。見物すること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・参観（さんかん）
意味：その場所に行って、見ること。（出典：デジタル大辞泉）
・視察（しさつ）
意味：現地・現場に行き、その実際のようすを見極めること。（出典：デジタル大辞泉）
・拝見（はいけん）
意味：見ることをへりくだっていう語。謹んで見ること。（出典：デジタル大辞泉）
