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襲来とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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襲来

「黒船が襲来する」などのように使う「襲来」という言葉。

「襲来」は、音読みで「しゅうらい」と読みます。

「襲来」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「襲来」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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襲来の意味

「襲来」には次の二つの意味があります。

1 激しい勢いでおそいかかってくること。
2 古くから受け継ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

襲来の意味①「激しい勢いでおそいかかってくること。」

「襲来」の一つ目の意味は「激しい勢いでおそいかかってくること。」です。

この意味では、不意に襲ってくるという意味もあり、台風などの自然災害などに対しても使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その所謂危機が外部から襲来した事もあり内部から爆発した事もある。
(出典:高村光太郎『美の日本的源泉』)

・作業は一日二度襲来するはげしい砂嵐をおかして昼も夜もつづけられた。
(出典:光瀬龍『たそがれに還る』)

・そして今、テレビで大寒波襲来のニュースを見て、納得したのだった。
(出典:北野勇作『かめくん』)

・次には、最悪の場合だが、晴景と手を組んで襲来するかもしれないことだ。
(出典:海音寺潮五郎『天と地と(三)』)

類語

襲撃(しゅうげき)
意味:襲いかかること。(出典:デジタル大辞泉)

猛撃(もうげき)
意味:激しく攻撃すること。(出典:デジタル大辞泉)

奇襲(きしゅう)
意味:相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。(出典:デジタル大辞泉)

侵攻(しんこう)
意味:他国や他の領地に攻め込むこと。(出典:デジタル大辞泉)

襲来の意味②「古くから受け継ぐこと。」

「襲来」の二つ目の意味は「古くから受け継ぐこと。」です。

この意味では、昔から受け継いでいることを指すときに使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・かれらの大半は、糸胞の襲来があった時に生まれている。
(出典:アン・マキャフリイ『パーンの竜騎士シリーズ(全16巻) 1 竜の戦士』)

・古くからある華族制度を襲来する

・以前から襲来されている技法

類語

踏襲(とうしゅう)
意味:前人のやり方などをそのまま受け継ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

世襲(せしゅう)
意味:身分・財産・職業などを、嫡系の子孫が代々受け継いでいくこと。(出典:デジタル大辞泉)

継承(けいしょう)
意味:前代の人の身分・仕事・財産などを受け継ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

相承(そうしょう)
意味:弟子が師から、子が親から、学問・技芸・法などを次々に受け継ぐこと。(出典:デジタル大辞泉)

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