衆人環視
「衆人環視のなかを歩く」などのように使う「衆人環視」という言葉。
「衆人環視」は、音読みで「しゅうじんかんし」と読みます。
「衆人環視」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「衆人環視」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
衆人環視の意味
「衆人環視」には次の意味があります。
・大勢の人がとりまいて見ていること。皆がみつめていること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「衆」は数が多いこと、「環視」はまわりで見ていることを表します。「監視」は誤用なので注意が必要です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・衆人環視の中では思うように意識を集中できないから、失敗する恐れがあると。
(出典:鈴木光司『リング』)
・いずれにせよ、衆人環視の中で本格的な取調べをすることはできない。
(出典:黒川博行『二度のお別れ』)
・用心深い犯人が、衆人環視の中に身を晒すような無謀をするわけがない。
(出典:内田康夫『後鳥羽伝説殺人事件』)
・しかし今回の事件では、犯人は大胆にも衆人環視の中で凶行に及んでいる。
(出典:乾くるみ『リピート』)
・そこで彼らはイアーゴを、衆人環視の中で奇妙な死に方をするように演出したのだ。
(出典:桜庭一樹『GOSICK 第5巻』)
類語
・黒山(くろやま)
意味:人が大ぜい群がり集まっているさまをいう語。(出典:デジタル大辞泉)
・野次馬(やじうま)
意味:自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物すること。(出典:デジタル大辞泉)
・衆目(しゅうもく)
意味:多くの人の見る目。多くの人の観察。(出典:デジタル大辞泉)
・寄ってたかって(よってたかって)
意味:寄り集まって。大勢で集まって。みんなで。(出典:精選版 日本国語大辞典)