虐待
「幼児虐待」などのように使う「虐待」という言葉。
「虐待」は、音読みで「ぎゃくたい」と読みます。
「虐待」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「虐待」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
虐待の意味
「虐待」には次の意味があります。
・残酷に取り扱うこと。残虐な待遇。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「虐待」をわかりやすく言うと「むごい扱いをすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・幼児虐待をはじめ、さまざまな問題で心に悩みを持ちながら育っている子供が増えています。
(出典:大川隆法『幸福の法』)
・今も地球のどこかじゃ、飢えとか虐待とかで死んでゆく子供が大勢いる。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)
・つまり折檻されながら彼は自分を、虐待されている母親と同一視できた。
(出典:フロイト/渡辺哲夫訳『モーセと一神教』)
・好遇するか虐待するかは船長が善い人間か悪い人間かにかかっていた。
(出典:ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(下) 地の果ての燈台』)
・中でも幼少期の虐待が大きく作用するのではないかと言われています。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 1 鬼隠し編』)
類語
・暴力(ぼうりょく)
意味:乱暴な力・行為。不当に使う腕力。(出典:デジタル大辞泉)
・いじめ(いじめ)
意味:自分より弱い相手を一方的に苦しめること。または、そうした行為。(出典:実用日本語表現辞典)
・ハラスメント(harassment)
意味:嫌がらせ。いじめ。(出典:デジタル大辞泉)
・村八分(むらはちぶ)
意味:仲間はずれにすること。(出典:デジタル大辞泉)
・誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)
意味:根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。(出典:(出典:デジタル大辞泉))