芸人
「若手芸人」などのように使う「芸人」という言葉。
「芸人」は、音読みで「げいにん」と読みます。
「芸人」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「芸人」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
芸人の意味
「芸人」には次の意味があります。
・芸能にたずさわる専門職業人。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
日本国内ではほとんどの場合、お笑い芸人を意味します。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・あれだけの芸をもっていたお秋がすっぱり芸人の足を洗って嫁に行った。
(出典:平岩弓枝『御宿かわせみ 33 小判商人』)
・部屋の中で動いているものといえば、テレビの中の芸人だけだった。
(出典:板東眞砂子『蟲』)
・子供たちに流し芸人風の服装をさせようとしたことは、事実だった。
(出典:ドストエフスキー/工藤精一郎訳『罪と罰』)
・出て来た一団を、屋敷に呼ばれた芸人たちの一行かと思ったらしいのである。
(出典:山田風太郎『忍法帖4 忍法八犬伝』)
・一般人としては批判があるかもしれないが、この芸人根性はすばらしい。
(出典:難波利三『小説吉本興業』)
類語
・役者(やくしゃ)
意味:能楽・歌舞伎などで、役に扮ふんして演じる人。俳優。(出典:デジタル大辞泉)
・俳優(はいゆう)
意味:舞台に立って、また演劇・映画・テレビなどで、演技することを職業としている人。(出典:デジタル大辞泉)
・タレント
意味:芸能人。特に、テレビ・ラジオ番組に出演する歌手・俳優・司会者や文化人など。(出典:デジタル大辞泉)
・芸能人(げいのうじん)
意味:演劇,舞踊,音楽,映画,演芸,巷間芸能などを職業とする人。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
・演者(えんじゃ)
意味:テレビ・舞台などに出て、芸や劇を演じる人。出演者。(出典:デジタル大辞泉)