色白
「色白で綺麗な肌」などのように使う「色白」という言葉。
「色白」は、訓読みで「いろじろ」と読みます。
「色白」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「色白」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
色白の意味
「色白」には次の意味があります。
・肌の色が白いこと。また、その人。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「色白」とは、皮膚の色素が薄く、肌が白いことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・夏服の袖そでから伸びた色白の細い腕も、汗をかいているようには見えない。
(出典:片山憲太郎『電波的な彼女1』)
・年がわかくて色白のちょっといい男だが、なにをする男だかわからない。
(出典:横溝正史『人形佐七捕物帳 4』)
・仕方なく行って会ってみると、まぶしいくらい色白の美しい女性だった。
(出典:小堺昭三『カメラマンたちの昭和史』)
・色白の、さえない血色をした、どこか普通と違ったところのある少年だ。
(出典:横溝正史『悪魔の設計図』)
・とっさに暗い建物の内に目を凝らすと、兄の色白の顔が浮かび上がった。
(出典:和田竜『村上海賊の娘 上巻』)
類語
・真っ白(まっしろ)
意味:純粋に白いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
・雪白(ゆきじろ)
意味:雪のように白いこと。(出典:デジタル大辞泉)
・純白(じゅんぱく)
意味:まじりけのない白色。また、まっしろなさま。(出典:デジタル大辞泉)
・蒼白(そうはく)
意味:あお白いこと。顔色など、血の気がなく、あおざめているさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・乳白色(にゅうはくしょく)
意味:乳のような不透明な白色。ちちいろ。(出典:デジタル大辞泉)